大阪電気通信大学

会社の仕組みを学ぶことを目的としたアナログゲームの制作“甘くはないぞ!!出世ロード”

“甘くはないぞ!!出世ロード”

制作経緯

 私は、就職活動を終えた際、会社の組織構造を十分に理解できていないことに気づきました。説明会で「部長が参加している」と聞いても、管理職の一人という認識にとどまり、その会社を理解する大きなチャンスを逃してしまったと感じています。そこで、これから就職活動を行う人や、来年度から社会人になる人に向けて、会社の仕組みを学ぶゲーム「甘くはないぞ!!出世ロード」を制作しました。社会人になる前に組織構造を理解しておくことで、自分なりの判断軸が生まれ、結果として働きやすさにつながると考えています。

ゲーム概要

 このゲームはすごろくゲームです。マスを進み、評価ポイント(評価P)を集めていくと昇進することができます。ゲームを通して評価Pを集めて昇進し、トラブルカードやイベントカード、業務カードを通して会社の仕組みを理解することを目的としたゲームです。40分間ゲームをプレイし、評価Pを1番多く持っていたプレイヤーが勝利となります。

ジャンル :ボードゲーム
プレイ人数:3〜4人
プレイ時間:40分
対象年齢 :18歳以上

内容物

マップ     × 1 
サイコロ    × 1
タイマー    × 1
コマ      × 4
ホワイトボード × 4
ユニークカード × 4
トラブルカード ×12
イベントカード ×18
業務カード   ×22
社員証     ×12

内容物写真

        マップ          サイコロ(左)、コマ(中央)、タイマー(右)

    ホワイトボードセット          ユニークカード(表裏)

   トラブルカード(表裏)         イベントカード(表裏)

    業務カード(表裏)              社員証

ゲームの準備

  • 全プレイヤーにコマ、ホワイトボードセットを配布します。ホワイトボードは中央にたてに線を引きます。ホワイトボードは評価Pを取得した際にその評価Pを左側に、年収が付与された際にその年収を右側に書いて使います。
  • タイマーを40分にセットします。
  • 業務カードをよく混ぜ、裏向きで全員に4枚ずつ配り、残りは山札とします。
  • ユニークカードをじゃんけんで取る順番を決めます。さらに全プレイヤーに新入社員から部長までの社員証を配布します。
  • じゃんけんでサイコロをふる順番を決めて、ロゴを正面から見て左のオレンジのマスにコマを置いて準備が完了です。

ゲームの流れ

  1. 手順が回ってきたプレイヤーはサイコロを振り、マスを進みます。
  2. 止まったマスの処理を行います。
    ・オレンジ:年収を付与し、評価Pが溜まっていれば昇進する
    ・白   :評価P+1
    ・黄緑  :評価P+1&カードを1枚引く
    ・赤   :トラブルカードを引きその効果を発動する
    ・水色  :イベントカードを引きその効果を発動する
    ・黄色  :次の評価Pが溜まっていればその場で昇進する
  3. プレイヤーは業務カード、ユニークカードどちらかを1枚使用するかしないかを選び、効果を発動します。
  4. 次のプレイヤーの手番となり、1へ戻ります。

1〜4を40分間繰り返し、評価Pを一番多く取得したプレイヤーが勝利となります。

【年収システム】
 ゲーム終了時に、オレンジマスに止まった、または通り過ぎた際に受け取った年収を全て合算します。100万円につき評価Pを+1します。

【役職ボーナス】
 ゲーム終了時、役職に応じて評価Pが+されます。役職ボーナスは社員証に記載しています。

【ゲーム内で使用する年収と必要評価P】
 説明書に表にまとめて記載しています。

ゲームの紹介動画

詳しくは以下の説明書をご覧ください。

説明書(表)
説明書(裏)

制作者からのメッセージ

 「甘くはないぞ!!出世ロード」はあくまでもゲームです。実際、このゲームのように年収は簡単に上がりませんし、昇進もしないかもしてません。それでもこのゲームを通して会社の良さと現実を同時に感じて貰えたら嬉しいです。

作者プロフィール

蒲生順平

総合情報学部 デジタルゲーム学科

教育コンテンツデザイン研究室

コメント


こ!2026-02-13T13:56:19

評価Pや年収システム、役職ボーナスなどの要素がうまく組み合わさっており、ゲームとしての面白さと学びが両立している作品だと思います。社会に出る前に一度体験してみたくなる意義のあるボードゲームだと感じました。

安立航平2026-02-09T17:00:03

社会の仕組みを簡易的に学べるという点で、非常に意義のあるボードゲームだということを感じました。