大阪電気通信大学

算数を楽しく学んでもらうことを目的としたカードゲームの制作“かりきゅばとる”

制作経緯

 私は算数が好きで意欲的に取り組んできました。また、算数は日常生活に必要なものであると考えています。しかしながら、私の友人には算数に苦手意識を持っている人が多く、彼らは計算や数に関する問題を解くことに抵抗感もあるようでした。しかし、買い物の会計など、現実のものに置き換えて説明すると理解してもらえることが多くありました。このことから、ふだんから触れる数字情報や、イメージしやすいものにすることで計算がしやすくなるのではと考えました。
 そこで、算数に苦手意識を持つ子どもでも遊んでもらえるような、算数を楽しむための入り口となるようなゲームを作りたいと考え、本ゲームを制作しました。

ゲーム概要

「かりきゅばとる」は数字で戦う1対1のカードゲームです。
能力カードを巧みに使い、相手に攻撃し、相手のHPを0にすれば勝利となります。

プレイ人数:2人
対象年齢 :9才〜15才
プレイ時間:10分〜15分

内容物

・計算カード  2枚
・数字カード 32枚(1〜6:各4枚、7〜8:各3枚、9:2枚)
・能力カード 60枚

計算カード
数字カード
能力カード

ゲームの準備

①計算カードを全員に1(まい)配ります。
②数字ゾーンと能力ゾーンの山札をシャッフルします。
※数字ゾーンは数字カードを置く山札の場所、能力ゾーンは能力カードを
 置く山札の場所です。
③数字ゾーンから2枚引き、自分の計算カードに置きます。

④自分の数字が小さい人から順に能力ゾーンからカードを4枚引きます。
※自分の数字とは数字カード2枚の数字を計算した数字です。
 たとえば、数字カードが「5+8」なら自分の数字は13となります。

⑤自分の数字が小さい人が先攻でゲームを始めます。

ゲームの流れ

①最初に能力カードを1枚引きます。
②手札の能力カードから好きなものを2枚まで使うことができます。使いたくない
 ときは使わなくても良いです。カードを使った後は捨て場に置きます。
③自分の数字で攻撃します。攻撃すると自分の数値分相手にダメージが入ります。
 攻撃したらターンが相手に移ります。
※「自分の数字で攻撃」とは自分の数字分のダメージを
 相手に与えるということです。
 自分の数字が13なら、相手に13ダメージを与えることができます。

以降、①〜③を繰り返します。

基本ルール

・ゲーム開始時のHPは100です
・計算カードが「−(マイナス)」のときは答えがマイナスの数にならないよう
 大きい方の数字を左側に置きます。

・能力ゾーンにカードがなくなったときは捨て場のカードを裏向きにして
 シャッフルし、能力ゾーンに戻します。

勝利条件

相手のHPを0にすれば勝利となります。

制作者からのメッセージ

算数が苦手な子どもにも面白さが伝わるよう、分かりやすさを意識して制作しました。
普段から無意識にしている計算を楽しく学んでいただけると嬉しいです。

作者プロフィール

伊藤那由多

総合情報学部 デジタルゲーム学科
教育コンテンツデザイン研究室

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