テーマ
プレイヤーのゲームプレイを分析するゲームAIの制作
制作動機
現代において、AIツールの使い方は「調べ物する」「アイデアを出してもらう」といった用途に固定化されつつあると感じています。なので、私はこの現状に対してAIの新しい使用方法を編み出したいと考えました。
その挑戦として、AIを単なる回答者でななく、プレイヤーのゲームプレイを客観的に分析する存在として活用するシステムを構築しました。
コンセプト
本制作は従来の落ちものパズルゲームに「AIによる多角的な事後分析」を融合させた、スキルアップ型落ちものパズルゲームになっています。AIを「調べ物」から「自己分析」のツールへと切り替える、実験的パズルプラットフォームになります。
ゲームの特徴
- 特殊な盤面設定:本ゲームでは、一般的な幅10×高さ20マスのフィールドサイズに代わり、よりコンパクトな幅6×高さ10マスのフィールドを採用しています。これにより、一つ一つのミスが致命傷になるため、より精密な判断力と戦略性が求められます。
- リプレイモード:プレイ終了後、全操作を振り返ることが可能です。AIが導き出した理想の配置とプレイヤーの配置を比較し、上達のための具体的なアドバイスを表示します。

- プレイ分析レポートの表示:分析結果はAIが以下の5つの観点からプレイヤーのスキルを数値化し、レーダーチャートとして出力します。
| 項目名 | 説明 | 評価のポイント |
| AI一致率 | AIの最適解とプレイヤーの選択がどれだけ一致したか。 | AIと共通の論理的視点を持てているかの指標。 |
| 地形の滑らかさ | 設置後の盤面の凸凹がどれだけ少ないか。 | どんな形状のブロックが来ても対応できる柔軟性の評価。 |
| 穴の少なさ | 盤面の中に消せない空洞を作らなかったか。 | 丁寧な積みの評価。 |
| ライン消去力 | 限られた手数とスペースで効率よくラインを消したか。 | 6×10の狭い盤面を使いこなす空間活用能力の評価。 |
| 低空の維持 | 盤面全体の高さを低く抑え続けられたか。 | 余裕を持ったゲームコントールの評価。 |

プレイ動画
ゲームの一連の流れを紹介します。
本制作の独自性
多くのゲームAIは敵として登場するか、自動プレイをするためのものでした。しかし、本制作のAIはプレイヤーの成長を支援する役割に特化しています。これは単なる情報検索のツールではありません。ゲームプレイの質を高め、自らの上達を実感させてくれる新たな体験型ツールです。
使用したツール
・Visual Studio Code

安立航平2026-02-09T16:39:14
なわてんに来た際、一番最初に体験させていただきました。
落ちものパズルで遊んでいると、「ここに置かなければよかった」となってしまうことがよくあるので、この感覚をAIの分析を通して視覚的に理解できるという点が斬新だと感じました。評価を見てみると、理に通ったものが多くあり、AIの分析の正確さを感じられる研究だと思いました。
岸本咲良2026-02-08T13:16:36
自分のプレイをAIが分析した結果やアドバイスが見れるため、ゲームの練習にとてもいいなと思いました。
中川謙2026-02-07T11:54:10
AIと一致した時嬉しい