大阪電気通信大学

移動式カジノ「Vegas Cruiser」

Concept / コンセプト

境界線を越えて、遊びがやってくる。
カジノは本来、限られた場所、限られた人だけの聖域でした。 本作「移動式カジノ」は、近年の「IR」への世間の印象を変え、その閉鎖的なエンターテインメントを世の中に解き放つ試みです。

いつもの場所に、カジノの世界が溶け込む。車というパーソナルな空間を媒介にすることで、いつもの駐車場、いつもの海岸通りが、気づけば緊張感に包まれる。その境界線の曖昧さを、一台の車両として結実させました。

Why Mobility? / なぜ「移動式」なのか?

カジノを固定された建築から解放し、「車」という空間の最小単位に凝縮することで、あらゆる場所をエンターテインメントへと変容させることが可能になります。 街から遮断するのではなく、「同化」のプロセスこそが、本作の核となっています。ドアを閉じれば普通の車としていつもの日常に溶け込みます。

Equipment introduction / 設備紹介

トランク部に、ルーレットを搭載。床下は上下調整可能に。調整することで、どこでも水平を保つことができます。

後席ドア部には、スロットを二台搭載できるように設計しました。ワイヤー等で固定することができ、走行も問題ありません。(画像のスロットマシンは、AIによって生成しましたイメージです。)

運転席と後部をカーテンで完全に分断し、送迎車のような世界観を演出しました。走行時にスライドし開けることで、後方確認もできるように設計しました。

Game / 対応できるゲーム

  • ルーレット
  • トランプ系ゲーム(ブラックジャック等)
  • ダイス系ゲーム(チンチロリン等)

Simulation / シミュレーション

耐久度、安全性ともに問題がないかどうか、サーキットに持ち込み、シミュレーションを行いました。
シビアコンディションでも耐えられるように、綿密に調整・整備を施しました。

Driving video / 走行動画

耐久度テスト時に、サーキット走行をした際の動画です。

作者プロフィール

生田 貴大


総合情報学部ゲーム&メディア学科所属
私は「日常の中の非日常」をテーマに、娯楽としての体験価値を空間や仕組みとして設計する制作に取り組んできました。
本制作では、部活動やレース活動を通して培った自動車整備の知識や運転技術と、本学科で学んだエンターテインメント表現を組み合わせ、場所にとらわれないエリアレスな娯楽の在り方を提案するため、車を活用した移動式カジノの制作を行いました。

鈴田 啓士郎


総合情報学部ゲーム&メディア学科所属
「日常の中の非日常」をテーマに、世界観と体験を組み合わせて制作しています。今回の卒業制作では、自動車部で培った自動車整備の知識と、本学科で教わったエンターテインメントの手法を最大限に生かし、「移動式カジノ」の制作に挑戦しました。

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