作品
作品概要
本作は、カメラがみるオリジナル映像と、人がみる編集された映像の「境」に生まれる境界を表現した映像作品です。同じ素材から色・時間・音・視点の操作によって複数の意味や印象が作り出され、同じ世界がまったく別の世界として立ち上がる過程に着目しました。映像が持つ二面性の対比を通して、映像が現実から表現へ変化する境界を描きました。
制作動機
これまで映像作品を制作する中で、カメラ自身の視点について考えるようになりました。素材に手を加えることで感情や物語性が生まれる一方で、現実の見え方そのものが変化してしまうことに注目し、映像表現の本質を自分なりに整理したいと考えました。そこで、カメラが捉える視点と人が見る視点を対比し、その違いやあいだに生じる「境」、すなわち「映像の境界」とは何かを熟考し、作品として探究したいと考えたことが制作動機です。
使用ソフト
・Adobe After Effects
・Adobe Premiere Pro
使用素材
・Adobe Stock

こ!2026-02-13T14:13:30
色や時間、音の操作によって同じ素材が全く異なる意味を帯びていく過程を体感できる作品だと思いました。
Zuma2026-02-12T23:11:45
カメラで見る映像と肉眼で見る映像の違いを映像内で収めたことそれ自体の着眼点がすごいと思いました。
taki2026-02-12T20:38:53
編集によって映像の印象が大きく変化する点が印象的で、編集という行為そのものの面白さを改めて実感しました。
また、現実とは異なる世界に入り込んだような感覚があり、異世界に行ったかのような没入感を味わうことができました。
田中ちはる2026-02-09T23:23:32
面白い着眼点の作品だと感じました。
私自身、眼にみえる景色とカメラで切り取った景色は違う印象だと感じることがあったので共感できました。映像の構成もまとまっていてとても見やすかったです!
AT2026-02-07T11:43:48
実写ベースの映像を基本としていることが、視聴者に強いリアル感を伝えていますね。
実際にロケーションを選定した場所で撮影を行っている点からも、動画作品としてのワークフローを丁寧に実行していることがうかがえます。机上で想定した光景、現地で人の目に映る光景、レンズ越しに切り取られた光景、そして編集後にモニターに映し出される映像――。
それぞれが異なるという体験は、すべてのクリエイターが一度は向き合うものですね。
編集ソフトウェアが高度化し、AIが進化したとしても、実際にカメラを構え、さまざまなレンズを使って撮影した実写映像が持つ説得力は揺るがないと感じます。
シーンとシーンをつなぐ境界表現としてトランジションを意識的に取り入れることで、新たな気づきが生まれるかもしれませんし、撮影者自身が動くカメラワークを取り入れた作品づくりも、表現の幅を広げてくれそうですね。
総じて、とても良い作品だと感じました。
NN2026-02-05T10:04:34
再生速度を変えたりしながら視聴したのですが、もっとアップテンポの方がいい箇所がありました。海のシーン、野原(?)のシーン、都市のシーンがありましたが、それらの関係性が伝わってこなかったのですが。そこには意味がないということですか?
南本2026-02-06T12:53:07
貴重なご指摘をいただきありがとうございます。
テンポについてのご意見、参考になります。
本作では、各シーンについて様々な場所での表現を取り入れるために異なる場で撮影しております。物語的な関係性を明確に設定するというよりも、どのような場所であっても映像にすることで境が生まれることを表す意図で構成しております。また、各映像の関係性の感じ方は視聴される方によって異なる部分もあると考えており、それぞれの解釈が生まれることも、本作の一つの在り方だと考えております。
貴重なご意見をいただき、ありがとうございました。